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ネガティブをポジティブで返さない。
聞き上手はただ理解して共感する

悩み相談や愚痴など、日常の雑談の中で相手からネガティブな発言を聞くことも多いと思います。

例えば雑談中、こんなネガティブな話のネタが出たとします。


相手からネガティブな話のネタが出ました
相手 「今の彼ともう付き合って行くの限界かも」

このようなネガティブな会話になった場合、どう返事をするのがいいでしょうか?次の会話例は、よくあるダメな返事です。心当たりあるでしょうか?


ダメな返事の話し方1 ポジティブな発言で返してみる
あなた「どうしちゃったの?彼とあなたはとってもお似合いよ。どんなに好き同士でも嫌い部分はあるよぉ」

ダメな返事の話し方2 問題解決のアドバイスをする
あなた「私も付き合っていた彼と限界かもって思ったことが何度かあってね。でも、すこし時間が経つとね・・・・」

相手のためと思って自分の考えや経験を話すことはよくあります。しかし、話し手からすれば、そんなことを言ってほしいために会話のネタにしているのではありません。

ダメな返事の話し方3 根拠のないポジティブ発言
あなた「大丈夫。そういう気持ちを乗り越えてこそより愛せるようになるの。あなたならうまくいくから。元気出して!」

共感の会話術で雑談上手に

根拠のないポジティブ発言は最悪です。この人はまったくわかってくれない、二度とに相談なんかするもんかと思ってしまします。

会話の中でネガティブな気持ちを発言をする理由は、心の中にたまっているネガティブな気持ちを外に吐き出したいからです。吐き出して心を楽にしたいのです。「彼はひどい」「こないだもこんなことがあった」「もう我慢の限界」こんな気持ちを話のネタにして聞いてもらうことで話し手の気持ちはどんどん楽になっていきます。

聞き手は自分の意見を言うのではなくて、相手の話のネタをまず訊いてあげましょう。そして理解してあげましょう。


相手の話のネタをただ聞いてあげよう
相手 「今の彼ともう付き合って行くの限界かも」

あなた「どうしちゃったの?なんかあったの」

相手がネガティブな気持ちを発言をしたとき、相手が話しやすくなるような言葉を投げかけてあげましょう。相手は怒涛のように我慢していた嫌な気持ちを話のネタにして外に吐き出せます。相手にとっては気持ちのいい会話になります。

愚痴を言う理由はたいていの場合、問題を解決してほしいからではありません。ただあなたに甘えて、楽になりたいだけなのです。まず共感を示して相手を楽にしてあげましょう。共感してもらった相手は、自分のことを理解してくれる人だ、とあなたをより信頼するでしょう。

ビジネスではネガティブな意見を言う人には近づかない、というような考え方もあります。しかし、ネガティブな気持ちもあってこその人間です。相手といい人間関係が築けているのであれば、あなたを頼って、心に溜まっている愚痴を訊いてほしいこともあるでしょう。まわりから「この人に愚痴を聞いてほしい」と思われる、人間味のあふれる聞き上手を目指して欲しいと思います。

人は自分に興味を持ってくれてる人を好きになる。話し上手は興味を持っていると伝えるのが上手。