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聞き上手な会話術。あえて質問をしないという選択

あえて質問しない会話術

雑談を盛り上げ、会話を続ける方法のひとつは、相手に質問することです。しかし、聞き上手な人は、あえて質問をしないことがあります。


通常、相手に質問をすることで会話も広がり、雑談も盛り上がることが多いです。しかし、質問の内容によっては、相手の話す気持ちを折ってしまう場合もあります。聞き上手は、 相手の話したい話のネタが分からない場合、質問を待って相手が話したいように、話せる空気を作ります。

例えば、先ほど例では相手が、


相手「ディズニーランドに泊まりで行ってきたんだよ」

という話のネタを始めました。
これに対してあなたは、相手の一番話したいことを察し、


あなた「どこのホテルに泊まったの?」

と質問を返すのがいいと説明しました。これは話のネタから相手が一番話したいことを察することができたからです。

では次の話のネタの場合はどうでしょう。


相手「新しくオープンしたショッピングモールに行ってきたんだ。ペットショップが入っていて、たまたま立ち寄ったら、すごくかわいい子犬がいたんだよ」

この話のネタで話し手が話したいこと、次のどちらだと思いますか?


  • 「新しいショッピングモールに行ってきたこと」
  • 「かわいい子犬を発見したこと」

相手の話し方やトーン、しぐさで相手の一番伝えたいことがわかる場合もありますが、わからない場合はあえて質問を待ってみてください。質問の代わりに相槌やオウム返しなどで間をつないでください。話したいことが決まっている相手であれば、続けて話を続けるでしょう。話のネタの続きが出て、話し手の話したい方向に話のネタが進みます。

おそらく次の2つのいづれかの回答が出ます。

1.ショッピングモールに行ったこと自体を話したかった場合
「すごく大きなショッピングモールだったんだ。ペットショップのほかにも、映画館も好きなブランドのお店も入ってたよ」


2.かわいい子犬を発見したことを話したかった場合
「その子犬すごく飼いたくなっちゃって、家族に相談したんだ。こんど一緒に見に行くことになったよ」

話し始めのセリフ「新しくオープンしたショッピングモールに行ってきたんだ。ペットショップが入っていて、たまたま立ち寄ったら、すごくかわいい子犬がいたんだよ」 の後に、続けて話し手が話さなかった場合は、話したい話のネタが特に決まっていないと判断していいでしょう。その時はあなたが相手を観察して質問をしてあげればいいのです。

質問をすることは大切ですが、話し手が話したいことがあれば、あえて質問をする必要はありません。相手の話したいことを自由に話せる状態にしてあげると、後は何もしなくても相手は気持ちよく話してくれます。

相手が何を話したいのかが分からなければ、相手が自由に話せる時間を提供してあげよう。