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話が面白くない人と思われたくないなら、誰よりも先に話す

話が面白くない人と思われたくないなら、誰よりも先に話す

物事の評価は「全体の中の順番」が大きく影響します。たとえば、プロ並みの歌唱力を持つ人がカラオケを歌ったら、次の人は歌いにくく感じるでしょう。めちゃくちゃうまく歌われると、次の人の歌声がそんなに酷くなくても、残念に聞こえてしまうからです。逆に音痴の人の後に歌えば、50点くらいの歌声でもうまく感じられます。


会話での順番も同じです。大爆笑が起きた面白い話や大いに盛り上がった話のネタの後は、できるだけ新しい話のネタを持ち出さないほうがいいでしょう。目の前の人たちを魅了させようと思っても、よっぽどの話でないとかすんでしまうからです。でしゃばらず、質問して話を盛り上げるくらいが賢明です。反対に、しらけた場面なら共感できる話でさえあれば、そこそこ盛り上がれます。タイミングさえ間違わなければ、普通の話で「話の面白い人」と思ってもらえます。


会議でもすごくいい発言があれば、その後の発言は無意識に比較されます。だからなるべくならタイミングをずらしたほうが良いわけです。「人の心を掴んだ後」はそれ以降ずっと比べられます。「直後」よりは「ひとつはさんだ後」の方が比較されにくくなりますが、まったく比較されなくなることはありません。比較されると分かっていれば、話しにくくなる人も多いと思います。では、どうすればいいでしょうか。


解決策は簡単で、先手を打つことです。誰よりも先に話し始めれば、その時点で比較はされません。ニュートラルな気持ちで話題を振ることができます。


話が面白くない人と思われたくないなら、先手必勝です。雑談も会議も先に話すことで、不安な気持ちを抱かずに本来の力を出し切れます。せっかくの良い話も、それ以前にもっといい話があるだけで、周りの人の心を揺さぶれなくなります。そんなもったいない状況は極力避けましょう。また、とてつもなく自信のある話なら最後の最後に取っておくのも手です。他の話と比べられることで、どんなに素晴らしい内容か知らしめることができます。