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あいづちも身振り手振りも大げさにやらないと伝わらないかもしれない

あいづちも身振り手振りも大げさにやらないと伝わらないかもしれない

「雑談力のきいろわ」では会話をする際のあいづちの重要性、身振り手振りの影響力を再三うったえています。意識して実践されてる方も多いと思いますが「確実に相手に伝わっている」と自信を持って言えるでしょうか?


若いころ友人からこんな話を聞きました。友人は免許を取るために教習所に通っていました。学校内のコースを走っていたときのことです。停止線に停まり左右を確認した後に車を発進させると、指導員にブレーキを踏まれて停止させられました。


「はい、ここは左右をきちんと確認してね」


確認していた友人は言い返します。


「きちんと確認しましたけど・・・」


すると指導員は言ったそうです。


「君が実際にしたかどうかは関係ないの。こちらに伝わるようにやってくれないとまったく意味がないんだよ」

当時の友人は納得いかなかったそうです。しかし十年以上たった今、その言葉が大変貴重なアドバイスだったと振り返ります。私も大いに共感しました。相手がいる状況では、やったかどうかはたいした問題ではないのです。きちんと伝わっているかどうかが重要なのです。


学生のころ私はさまざまなところでバイトをしました。大企業でそこそこの役職についてる方のそばで仕事をしたこともあります。世間で言うところの勝ち組の地位にいるような人たちです。そんな人たちには共通点がありました。それはアピール力に長けているということです。


たまに上司の元にもっと上の役職の人たちが訪れます。仕事振りをチェックしに来るのです。事前に分かっているので、訪問日の前日は大忙しです。職場をいつも以上にきれいにし、売上目標を壁に張り出したり、花を飾ったり。当日の服装はいつも以上にビシッと決めてました。当時の私は「うわべばっかりよく見せてご機嫌取りか」と冷めた目でその光景を見ていました。でも今考えると、そういった自分を売り込む努力をした結果、成功を手にできたのだなと思います。


相手からどう見えるが大事です。もちろん雑談してるときもビジネスの話をしてるとき同じです。


笑顔と絶やさないように話してるつもりでも、表情が弱ければ相手に伝わってないかもしれません。もしそうならその笑顔が無駄になってしまいます。空回りに終わらせないためには、少し大げさくらいに微笑むとちょうどいいでしょう。


あいづちも「うんうん」と首を小さく上下してるだけでは、伝わっているか怪しいものです。きちんと伝えるために「ほうほう」「へー」とバリエーションをいくつか用意して大きめに振ったほうが確実です。身振り手振りも両手を肩幅より大きく広げて、オーバーリアクションにしたほうが、こじんまりするよりウケはよくなります。


何事も小さくまとめるより、大きなスケールで行ったほうが相手に印象付けることができます。好意を伝えたけば、間違いなく相手に届くように大げさにふるまいましょう。伝わってはじめて、相手も好意を持ってくれます。世の中はアピールできた人が成功者になれます。だから確実に伝えることがとても大事です。