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話のネタの話し方 Vol.15
”なぜ人間の平熱は、36.5度前後なのか?”


この記事は、雑談力のきいろわが発行している週刊メルマガ「話のネタの話し方」をホームページ用に再編集したものです。


今週の話のネタ:なぜ人間の平熱は、36.5度前後なのか?


寒い時期ですが、みなさん風邪などひいてませんか?

私の周りでは、結構風邪が流行っていまして、仕事やプライベートでも、ちょくちょくキャンセルが出ているくらいです。だからというわけではないですが、今回は、人間の体温に関しての話のネタです。


話のネタ[なぜ人間の平熱は、36.5度前後なのか?]の解説

人間を含め、ほとんどの哺乳類の体温は、基本的には摂氏37度前後となっています。この体温を保つために私たちは、常にエネルギーを燃やし続けています。は虫類などの変温動物(外の気温に体温がそのまま左右される)と比べると非常に燃費の悪い構造です。


私たち哺乳類が、体温を高くキープしているには、訳があります。体温が高いと、体内で菌類が増殖しにくいなります。風邪で熱が出るのは、体温を上げて病原体である菌が増殖できない温度にしているわけです。


免疫学者によると、動物の体温は、1度上がるごとに、増殖の恐れがある病原菌の種類が6%減少するそうです。は虫類などの変温動物が感染する菌の種類が数万種なのに対し、恒温動物が感染するのはわずか数百種に抑えられるのです。


体温を上げることで失われるエネルギーと、抑制できる菌の数の費用対効果を計算すると、人間の平均的な平熱である、摂氏36.5度前後が、最も合理的な体温となるそうです。



では、この話のネタを取り入れた、雑談の話し方例です。


あなた「う~寒い。最近風邪流行ってるね」

相手 「ホントだね」

あなた「熱なんか出たら大変だから、いっぱい栄養取らないと」

相手 「食べすぎにも気をつけてね」

あなた「ところで平熱って高いほう?」

~↑今回の話のネタに誘導する質問~

相手 「36.2度位かな」

~↑この回答に対して、3パターンの会話の流れを作りました~

--話し方パターン1--
~~相手の答えが、自分の体温と比べて高かった場合~~
あなた「え~私より体温高いんだ。いいなぁ」

相手 「なにがいいの?」

あなた「だって、あんまり風邪ひかないでしょ?」

--話し方パターン2--
~~相手の答えが、自分の体温と比べて低かった場合~~
あなた「あたしより低いね。風邪ひきやすい人?」

--話し方パターン3--
~~相手の答えが、自分の体温と同じくらいだった場合~~
あなた「私も同じくらい。(私と同じで)風邪ひきやすい人?」

~自分自身が、風邪を引きやすい人なら「風邪ひきやすい人?」、風邪を引きにくい人なら、「あんまり風邪ひかないでしょ?」、と質問を使い分けて、会話を進めることができます~

例として、こんな雑談をしてみました。


いずれのパターンも、この後「体温が高いと、菌が繁殖しにくい」といった話のネタで雑談できます。


また「風邪を引いたとき、誰が一番優しくしてくれる?」「病気をしないために心がけてる健康法(睡眠、食事)ってある?」なんて質問をしても楽しい雑談ができると思います。



話のネタの余談

余談ですが、男性の精巣が体の外にぶら下がって、付いているのは、体温より2度ほど低い、34~35度の温度でないとうまく、精子が作れないためだそうです。


また、人の体温は、42度を超えたあたりから生命の危険があると言われています。これは、卵を温めると固まるように、脳や内臓など、体の組織のタンパク質も熱により変性してしまうからだそうです。