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聞き上手な悩み相談は、言い回しを工夫してオウム返しする

人間関係をよくする会話術 - 聞き上手な悩み相談は、言い回しを工夫してオウム返しする

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悩み相談に乗るときは、過去形の言い回しでオウム返しするといいでしょう。相談者自身に、「悩んでいる問題は過去の出来事である」と気付かせることができます。過去の問題だと分かれば気持ちを整理するきっかけにもできます。


また言い回しを少し工夫して話すと、主観的な考え方を指摘し悩みは解消できるものだと気付かせる会話術にもなります。


悩み相談の会話例です。まずは会話術を使わない普通の話し方です。


悩み相談を現在形で普通に返事
相手 「最近落ち込んでるんだよねぇ・・・」
あなた沈んだ顔してるもんね。どうしたの?」 ←現在形

この話し方を少し変えて、相手が落ち込む気持ちを改めるきっかけづくりをします。すると次のような会話になります。


言い回しを工夫したオウム返し1(聞き上手な悩み相談)
相手 「最近落ち込んでるんだよねぇ・・・」
あなた今まで落ち込んでたんだね。どうしたの?」 ←過去形。「今まで~」に注目

「今までは~」という表現を付け加えた話し方をすると、相手の気持ちにその場で同意せずに済みます。落ち込んでいたのは、あくまで今までのことで、これから先は気持ちを変えることができるのだと、相手に気付かせる会話術です。


また、別の表現として次のような話し方もできます。


言い回しを工夫したオウム返し2(聞き上手な悩み相談)
相手 「最近落ち込んでるんだよねぇ・・・」
あなたそんな風に思ってるんだ。どうしたの?」←「そんな風に~」に注目

「そんな風に~」という言い回しは、「落ち込んでいるのは、あなたの思い込みが原因かもしれない」と気付かせる会話術です。悩みは個人の心の持ちようで大きく変化するものだと伝えています。これに気付くだけで悩みが軽減されたり、悩みの性質が変わることはよくあります。


悩み相談を上手に聞くポイントは、相手の悩みには共感をしつつも、悩みの種は過去に起こった出来事で、あなたの受け止め方次第で気持ちは軽くなると理解してもらうことです。


これらの会話術を利用して最初のページの会話例2つを言い換えると次のようになります。
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