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質問形式で責めないのが、正しい怒り方

人間関係をよくする会話術 - 質問形式で責めないのが、正しい怒り方

前ページからの続きです)


コミュニケーションはお互いの気持ちを伝え合うことで成立します。あなたが答えようのない質問を投げかけても、相手からまともな答えは期待できず、コミュニケーションは成立しません。


責めたり指摘したりするときは、質問する話し方はしないでください。質問形式の話し方にすると、相手に強く伝わる感じもしますが、強くなるのは相手を傷つける力だけです。上手に反省させられるわけでも、説得力が増すわけでもありません。質問したいことがあるなら、叱りつけた後に問い詰めましょう。意識しないとついつい質問形式の話し方で責めてしまうこともありますが、怒りで我を忘れないよう落ち着いて対処しましょう。


先ほどの会話例を傷つけない責め方に変えると、次のようになります。


・会話例1を相手を傷つけない話し方に変換
質問形式で責めた間違った怒り方1(雑談シーン)
相手 「500円貸してくれないかな?パチンコで大負けしちゃったんだ。」
あなた「こないだ給料もらったばっかりでしょ?」
相手 「それが、全部つぎ込んじゃったんだ。」
あなた「ホンキで言ってんの?いったい何考えてるの?
相手 「ゴメン・・・」

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質問形式で責めない正しい怒り方1(雑談シーン)
相手 「500円貸してくれないかな?パチンコで大負けしちゃったんだ。」
あなた「こないだ給料もらったばっかりでしょ?」
相手 「それが、全部つぎ込んじゃったんだ。」
あなた「ホンキで言ってんの?ちゃんと考えてお金使いなよ! ←疑問形は使わない
相手 「ゴメン・・・」


・会話例2を相手を傷つけない話し方に変換
質問形式で責めた間違った怒り方2(ビジネスシーン)
あなた「おい!さっきA社にFAXした見積もり、B社に送るものだろ!」
相手 「すいません!」
あなたいったいどうしてくれるんだ?
相手 「すいませんでした。」
あなた「こんな初歩的なミスやらかすなんて、どういうつもりなんだ?
相手 「すいませんでした。」
あなた『すいません』しか言えないのか?
相手 「いえ!そのー・・・」

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質問形式で責めない正しい怒り方2(ビジネスシーン)
あなた「おい!さっきA社にFAXした見積もり、B社に送るものだろ!」
相手 「すいません!」
あなたちゃんと確認しろってあれほど言ってるだろ!←ミスが起きた原因を追究したいなら、叱りつけた後で
相手 「すいませんでした。」
あなた「こんな初歩的なミスやらかすなんて、気が緩んでる証拠だぞ
相手 「すいませんでした、今後この様なミスのないよう気をつけます。」

「答えようのない質問」に似た話し方に「答えが決まっている質問」があります。お母さんが子供に「迷子になっちゃってもいいの?」と聞いたり、上司が部下に「仕事なめてんのか?」と責めたりするものです。同様に相手を傷つけ、反感を買います。


質問で相手を追い詰める話し方は、冷静さを失うとしてしまいがちです。しかしそんな会話をして、いいことは何一つありません。できるだけしないように心がけましょう。