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反論しやすい適切な指摘で、いい人間関係は作られる(会話のとげ抜き3の続き)

人間関係をよくする会話術 - 反論しやすい適切な指摘で、いい人間関係は作られる

前ページからの続きです)

本人をストレートに指摘するのではなく、本人が属するグループを指摘すると、相手は反論しづらくなります。女性に「だから女はダメだ」、末っ子に「末っ子はわがままだから困る」というずるい指摘の話し方では、いい人間関係は築けません。

「あなたはわがままだ」と指摘されたのであれば、本人の努力次第で変えることができます。その指摘が間違いなら、反論することもできます。いい人間関係を作るには、努力や反論の機会を与えることが不可欠です。しかし「女だから」「末っ子だから」は本人の努力で変えることできないものです。「末っ子はわがままだから困る」といわれたところで、末っ子である事実は頑張って変えられるものではなく、どうすることもできない問題に直面することになります。改善策を失った人間が思うことは、ヘコむか、相手を恨むことだけです。「努力で変える」という道が閉ざされている分、ヘコむ気持ちも恨む気持ちも大きくなります。


こうなれば、言った側も損します。相手のためを想って話したことであっても、ちょっとした話し方の違いで相手を追い詰めます。いい人間関係を築きたいなら、指摘や文句を言う場合は、ストレート直接本人に言いましょう。改善できる可能性が残る話し方であれば、相手のための言葉になります。


前ページの会話例を言い換えると、次のようになります。


・会話例1を相手を傷つけない話し方に変換
とげ(AB型を非難)のある会話例1(雑談シーン)
あなた「ねえ、まだ決まらないの?さっきもこの店見たでしょ。」
相手 「う~んさっきの服もかわいいし、こっちの服も捨てがたいんだよね。」
あなた「早く決めてよ!」
相手 「もう5分だけ待って。もう一回見てくる。」
あなたAB型ってホント優柔不断だよね。」 ←相手の血液型を非難

↓↓↓とげのない会話例に変換↓↓↓


いい人間関係を築く反論しやすい話し方に変換(雑談シーン)
あなた「ねえ、まだ決まらないの?さっきもこの店見たでしょ。」
相手 「う~んさっきの服もかわいいし、こっちの服も捨てがたいんだよね。」
あなた「早く決めてよ!」
相手 「もう5分だけ待って。もう一回見てくる。」
あなたあなたってホント優柔不断だよね。」 ←相手の血液型と絡めない


・会話例2を相手を傷つけない話し方に変換
とげ(女であることを非難)のある会話例2(ビジネスシーン)
あなた「書類持ってきたか?」
相手 「あ!すみません、忘れました。会議に間に合うようにすぐ取ってきます。」
あなた「あれほど忘れんなって言っただろ!だから、女に責任のある仕事は任せられないんだよ!!」 ←相手の性別を非難

↓↓↓とげのない会話例に変換↓↓↓


いい人間関係を築く反論しやすい話し方に変換(ビジネスシーン)
あなた「書類持ってきたか?」
相手 「あ!すみません、忘れました。会議に間に合うようにすぐ取ってきます。」
あなた「あれほど忘れんなって言っただろ!だから、おまえには責任のある仕事は任せられないんだよ!!」 ←相手の性別を絡めない