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いい人間関係を築きたいなら、”悪い場面のたとえ”で話さない(会話のとげ抜き2の続き)

人間関係をよくする会話術 - ”悪いたとえ”で話さない

前ページからの続きです)

「たとえ」は便利です。たとえを使わずに、自分の気持ちを会話で伝えようと思っても、きっと半分も伝わらないでしょう。だから、雑談やビジネスの場で会話するときは、ここぞというタイミングで上手なたとえができると、話し上手にみえます。

しかし”悪い場面のたとえ”は別物です。人は、悪い情報には関心を持ちやすい性質があります。たとえばテレビニュースを見ても、いいニュースより悪いニュースのほうが圧倒的に多く報道されます。これは、悪い情報のほうがみんなに見てもらえるからです。悪い場面のたとえで相手を指摘すると、あなたが思っている以上に相手は気になります。バツグンの破壊力で、相手の心を傷つけます。ですから、いい人間関係を築きたいなら、相手を悪く言うときはすこし加減するくらい話し方で十分なのです。


前ページの会話例から、悪い場面のたとえを取り除くと次のようになります。


・会話例1を相手を傷つけない話し方に変換
とげ(悪い場面のたとえ)のある会話例1(雑談シーン)
相手 「ごめん、明日の約束なしにしてくれない?」
あなた「何だよ今さら!?無理して予定空けたのに。」
相手 「悪いんだけど、どうしても急用なんだ!」
あなたガキか!身勝手もいい加減にしろよ!」

↓↓↓とげのない会話例に変換↓↓↓


”悪い場面のたとえ”を取り除いた会話例1(雑談シーン)
相手 「ごめん、明日の約束なしにしてくれない?」
あなた「何だよ今さら!?無理して予定空けたのに。」
相手 「悪いんだけど、どうしても急用なんだ!」
あなた「身勝手もいい加減にしろよ!」


・会話例2を相手を傷つけない話し方に変換
とげ(悪い場面のたとえ)のある会話例2(ビジネスシーン)
あなた「今仕事に関係ないインターネット見てたよね?」
相手 「すいません。」
あなた「勤務中はきちんと仕事しろよ。給料泥棒だぞ。

↓↓↓とげのない会話例に変換↓↓↓


”悪い場面のたとえ”を取り除いた会話例2(ビジネスシーン)
あなた「今仕事に関係ないインターネット見てたよね?」
相手 「すいません。」
あなた「勤務中はきちんと仕事しろよ。」

どちらの会話例も、単純に”悪いたとえ”のない話し方になっただけです。少し話し方を変えただけですが、相手を傷つける可能性は大幅に減ります。たとえはポジティブな会話のときだけ使うと、人間関係が潤います。