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会話のとげ抜き2 悪い場面のたとえは悪意が伝わる

人間関係をよくする会話術 - 悪いたとえは悪意が伝わる

相手と会話をするとき、状況がよく伝わるようにと何かにたとえた話し方をすることがあります。たとえば「猿のような顔」と言えば、顔の細部を言葉で説明しなくても、大体の顔の印象は伝わります。「マシンガントーク」と言えば、息をつく間もなく喋り続ける姿がすぐイメージできます。

たとえを取り入れた話し方をすると、相手の心に強烈にイメージ伝えることができます。それゆえ、相手を指摘したり文句を言うようなときに使う”悪い場面のたとえ”は、相手を傷つける可能性大です。


次の会話例をお読みください。


とげ(悪い場面のたとえ)のある会話例1(雑談シーン)
相手 「ごめん、明日の約束なしにしてくれない?」
あなた「何だよ今さら!?無理して予定空けたのに。」
相手 「悪いんだけど、どうしても急用なんだ!」
あなたガキか!身勝手もいい加減にしろよ!」

とげ(悪い場面のたとえ)のある会話例2(ビジネスシーン)
あなた「今仕事に関係ないインターネット見てたよね?」
相手 「すいません。」
あなた「勤務中はきちんと仕事しろよ。給料泥棒だぞ。

例文にも使われてる「給料泥棒」はあまり仕事のできない人のことです。「もっとしっかり仕事してください」と注意するのに比べて、「給料泥棒」と言われると相手の心は相当傷つきます。反省よりも怒りの気持ちの方が強く沸き起こるでしょう。


悪い場面のたとえは、悪意を感じます。発言した人は、相手の心にしっかりと自分の気持ちを届けようと、たとえを交ぜて話すのでしょうが、強く伝わりすぎます。指摘や注意も度を越すと、悪意になります。そして悪い場面をたとえた話し方は、簡単に度を越します。


人に指摘したり注意をするとき、相手の顔を見て「何も感じてない」と思うときがあります。すると、自分の気持ちを伝えるために、悪い場面のたとえを織り交ぜて話しがちです。しかし、相手はすでに傷ついていて、それを隠しているだけかもしれません。そこに追い討ちをかけるようにたとえが加わると、相手へのダメージは計り知れません。



ではどうすればいいか?
「いい人間関係を築きたいなら、”悪い場面のたとえ”で話さない」に続く→