雑談力のきいろわトップ > 人間関係をよくする会話術 > 相手を傷つけない話し方 > 会話のとげ抜き1 知らず知らずにやっている大げさな話し方

会話のとげ抜き1 知らず知らずにやっている大げさな話し方

人間関係をよくする会話術 - 知らず知らずにやっている大げさな話し方

相手を傷つけない会話術で、もっとも簡単なのは言葉のとげを抜くことです。一言で”言葉のとげ”といってもいくつかの種類があります。まず最初に抜く言葉のとげは、「大げさ言葉」です。

次の会話例をお読みください。


とげのある会話例1(雑談シーン)
相手 「昨日テレビでやってた映画見て、思わず泣いちゃった」
あなた「えー!?○○さん(あなた)でも泣くことってあるんですかー!?(笑顔)」

とげのある会話例2(ビジネスシーン)
あなた「すいません、遅れました」
上司 おまえだけだぞ、いつも遅れるのは!」
あなた「すいません!」
上司 「信じられないな。そんなんじゃ、社会人として使い物にならないぞ」

赤字部分が「大げさ言葉」です。
会話例1の「でも」が含まれると、相手は「そんな冷めた人に思われていたんだ」と傷つきます。
会話例2「おまえだけ」も本当にその人だけでしょうか?他の人は遅刻したことはありませんか?また、本当に「いつも」でしょうか。たまたま2、3回続いただけではないでしょうか?
そのあとの「信じられないな」も大げさ過ぎます。
最後の「使い物にならないぞ」。これを言われて傷つかない人はいません。もっと他の言い方があるはずです。


多くの人が大げさな話し方をしています。そして気付かないうちに相手を傷つけます。たくさんの人々が知らず知らずに使ってしまうには理由があります。それは、「普通の話し方だと、自分の伝えたいことが相手にきちんと伝わらない」と感じるからです。


たとえばあなたが週末にドライブに行きました。そこで感動した体験を相手に伝えようとします。「きれいな風景だったよ~」と話しても、相手は「へ~」と気のない返事。これはごく普通のことで、実際にきれいな風景を体験したあなたの頭の中には、澄み切った空に壮大な山々と大きな湖、とりのせせらぎが再現されていたとしても、相手が聞いたのは「きれいな風景だった」の一言だけです。感動のしようがありません。



ではどうすればいいか?
「大げさな指摘をやめれば、相手は傷つかない」に続く→