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言葉の裏を読みすぎると、たいてい悪く考える

人間関係をよくする会話術 - 言葉の裏を読みすぎると、たいてい悪く考える

会話の中で、自分が思っていることをストレートに言葉にせず、遠まわしにほのめかした話し方をすることがあります。「せっかくの休みだけど何も予定ないなー」という会話が、誘って欲しいサインだったり、上司からの「最近疲れてるみたいだな?」が「もっとがんばれよ」というメッセージだったりもします。


聞き手が相手の言葉の裏にこめられた意味を理解せず、「予定ないならDVDでも借りてこれば」とか「最近寝不足なんです。お気遣いありがとうございます」といった会話をすると「察しの悪い人」だと残念がられます。


人付き合いを重ね、ある程度の年齢になると、相手の言葉の裏にどんなメッセージがこめられているのか少しづつわかるようになります。人はなかなかストレートなメッセージは投げかけてこないのだと知るのです。


「相手がどうしてそんなことを言ったのか?」を考えることは普通のことですが、それが度を越すと、相手の意図していない、勝手な解釈で自分を傷つけることになります。


たとえば次の会話例を読んでみてください。


言葉の裏を読みすぎた話し方例1(雑談シーン)
相手 「おまたせー。私服始めて見けど、おしゃれだねー。」
あなた「そう?(ホントは趣味悪って思ってるんじゃないの!?)
相手 「○○ちゃんかわいい系の顔だから、こういう似合うよねー。」
あなた「ありがと(顔が丸くて悪かったわね。親譲りだからしょうがないのよ!)

言葉の裏を読みすぎた話し方例2(ビジネスシーン)
相手 「○○さん、ここは先に全部の書類を一通り準備してから、綴じてったほうが効率いいよ。私もそうしてきたから。」
あなた「あ、そうなんですか。(私のやり方は気に入らないんだ)
あなた「とりあえず今日は時間だから、あがっていいよ。」
相手 「はい。(私、使えないって思われている)

相手の言葉にはなにか裏の意味があると推測ばかりする癖がつくと、最終的に悪く考えがちになります。たとえば会話例1の「おしゃれだねー」も最初は「私のセンスのよさにびっくりしてるわ」と前向きに捉えることができていたかもしれません。しかし、言葉の裏読みの回数が増えるたびに、裏の裏まで読もうとします。相手の言葉からいろいろな解釈をすると、悪く考えた解釈が強く印象に残ります。会話中に言葉の裏読みを繰り返すと、被害妄想の傾向が強くなりがちです。



では会話中、相手の言葉をどう捉えるのがいいのか?
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