雑談力のきいろわトップ > 人間関係をよくする会話術 > 自分が傷つかない話し方 > 不快な情報を伝えると、あなた自身も嫌われる

不快な情報を伝えると、あなた自身も嫌われる

人間関係をよくする会話術 - 不快な情報を伝えると、あなた自身も嫌われる

相手のためと思って伝えたことでも、それが相手にとって不快な内容だと伝えた本人が恨まれる恐れがあります。たとえば、「誰かが言っていた相手の悪口」を親切心で教えてあげても、あなた自身に敵意をを抱くかもしれません。


たとえば次の会話例を読んでみてください。


不快な情報を伝える話し方例1(雑談シーン)
あなた「そういえば、後輩の○○ちゃんがあなたの悪口言ってるみたいだよ。
相手 「え~ショック。最近避けられてるよう気はしてたんだ。」
あなた「『先輩は人に注意してばっかりで、自分は何もしない』ってさ。」
相手 「・・・そんなつもりないんだけどなぁ。」

不快な情報を伝える話し方例2(ビジネスシーン)
あなた「聞いた話なんだけど、今度この部署から一人、地方に転勤させられるんだって。
相手 「えー!で、誰かもう決まってんの?」
あなた「正式決定じゃないんだけど、どうもお前みたいだぞ。
相手 「は!?それは困るぞ!!」

どちらの会話例も、相手への親切心から教えてあげた会話ですが、聞いた本人は当然うれしくありません。相手の気分を害したのは、”あなたが伝えた不快な情報”であり、”あなた自身”ではありません。しかし、人の心は誤解します。あなた自身に傷つけられたものとして、潜在意識に刻み込まれます。


心理学に「連合の原理」という言葉があります。人は良いニュースを知らせる人を好きになり、悪いニュースを知らせる人を嫌いになるというものです。たとえば、新型自動車がたくさん展示されるモーターショーでは、自動車の横に必ず美女が立っています。自動車と美女はまったく関係ありません。これは、自動車だけが写っている写真より、美女と自動車が一緒に写った写真のほうが、自動車自体が魅力的に見えるという心理学に基づいて行われています。


また天気予報士も晴れの天気を多く担当した人が、人気の天気予報士になれるとも言われています。好感度の高い旬の芸能人がテレビCMに起用されるのも、商品自体の好感度を上げるためです。


本来まったく関係のない”A”と”B”も同時に意識すると、同じ印象になってしまうのです。あなたが不快な情報を相手に伝えると、あなた自身が不快をもたらす人として認知されてしまうのです。



ではどうすればいいか?
「不快な情報は心配させない話し方で伝えると、人間関係が良くなる」に続く→