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やわらかい表現に言い換えて繰り返す(傷つかない話し方)

人間関係をよくする会話術 - やわらかい表現に言い換えて繰り返す

前ページからの続きです)

嫌な表現ばかり聞いたり話したりすることは、いつのまにか互いの心を蝕みます。ネガティブ発言を繰り返す人に対して、工夫のないオウム返しの話し方だと、自分自身の心もネガティブになり傷ついてしまいます。ですから、ネガティブ発言は、やわらかい表現に言い換えて繰り返すといいでしょう。


前ページの会話例をやわらかい表現に言い換えると、次のようになります。


・自分が傷つかないように会話例1を変換
自分が傷つく話し方の会話例1(雑談シーン)
相手 「最近ホントついてないことばっかりなんだよね。」
あなた「良くないことが続くときってあるよね」 ←そのままオウム返し
相手 「彼とは会えばケンカばっかりだしさ。」
あなた「そうなんだぁ。ケンカばっかりはつらいね。」 ←そのままオウム返し
相手 「こないだも別れる別れないの怒鳴り合いで、うんざりだよ。」
あなた「うわー怒鳴りあってるんだ。ほんとうんざりだね。」 ←そのままオウム返し

↓↓↓人間関係がよくなる話し方に変換↓↓↓


自分が傷つく話し方の会話例1(雑談シーン)
相手 「最近ホントついてないことばっかりなんだよね。」
あなた「良くないことが続いてるって感じるの?」 ←やわらかい表現に言い換え
相手 「彼とは会えばケンカばっかりだしさ。」
あなた「そうなんだぁ。意見が合わないことがあるの?」 ←やわらかい表現に言い換え
相手 「こないだも別れる別れないの怒鳴り合いで、うんざりだよ。」
あなた「お互いに意見を言い合える仲はうらやましいけど、そればっかりだと疲れちゃうね。」 ←やわらかい表現に言い換え



・自分が傷つかないように会話例2を変換
自分が傷つく話し方の会話例2(ビジネスシーン)
相手 「今月に入ってから、連日目標の売り上げに届いてないな。」
あなた「連日売り上げに届いてないですね。」 ←そのままオウム返し
相手 「どうにかこの状況を打開しないとヤバいな。」
あなた「本当、ヤバいですね。」 ←そのままオウム返し
相手 「このままだと営業部閉鎖もありえるぞ。」
あなた「えー!閉鎖しちゃうんですか!!」 ←そのままオウム返し

↓↓↓人間関係がよくなる話し方に変換↓↓↓


自分が傷つく話し方の会話例2(ビジネスシーン)
相手 「今月に入ってから、連日目標の売り上げに届いてないな。」
あなた「あと一歩なんですけどね」 ←やわらかい表現に言い換えて繰り返す
相手 「どうにかこの状況を打開しないとヤバいな。」
あなた「打開する方法を考えないといけませんね。」 ←やわらかい表現に言い換えて繰り返す
相手 「このままだと営業部閉鎖もありえるぞ。」
あなた「少しでも目標売り上げに近づけて、営業部を存続させましょう!」 ←やわらかい表現に言い換えて繰り返す

いい人間関係を築くには「あの人と話すと心地いい」と感じさせると上出来です。ネガティブ発言をそのままオウム返しして「なんとなくあの人と話すと気分が悪い」と思われてはたまったものではありません。


上手な話し方のポイントは、変換後会話例1「良くないことが続いてるって感じるの?」のように、ネガティブの断定ではなく「~って感じるの?」と相手の気持ちを感じてあげるオウム返しをすることです。「つらいんだ」には「つらいよね」ではなく「つらいと思うんだね」。「面倒くさい」には「面倒くさいね」でははく「面倒くさいんだ」と言い換えて繰り返すと、ネガティブな気持ちを悪化させません。


会話例2では、「連日売り上げに届いてないですね」を「あと一歩なんですけどね」に言い換えています。より前向きな言葉に言い換えてオウム返しするのもいい方法です。「大丈夫だって」のような根拠のない前向き発言ではなく、あくまでオウム返しの範疇で前向きに言い換える話し方がコツです。相手に共感を示し、いい方向に気持ちをふってあげるのです。「打開する方法を考えないとな。」「少しでも目標売り上げに近づけて、営業部を存続させましょう!」も同じ考え方で前向きに言い換えています。


オウム返しは、話をきちんと理解していると態度で示すのにとても有効な会話術です。加えて、ネガティブ発言には、やわらかい表現に言い換えて繰り返すことで、よりいい人間関係を築く傷つかない話し方ができます。