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このコーナー(会話が苦手な人が、誰とでも二往復以上雑談する方法)では、”超”初心者向けに雑談トレーニングの方法をお伝えしております。二言三言の雑談もままならない、極度の会話べたの方を対象としたものです。一般的な雑談に問題ない方には物足りない内容となっております。ご了承ください。
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日付の話題から始まる、二往復する話し方集

日付の話題から始まる、二往復する話し方集

イメージして読んでください。


これまで同様、あなたが誰かと具体的に話をしているイメージで読んでください。イメージすることで、あなたがリアルな生活で会話をした時と同じような経験を積むことができます。実際の経験には劣りますが、頭の中で想像して読むことで、あなたの話し方、言葉を選ぶスピードは確実に向上します。


たくさんイメージできるよう、たくさんの会話例を載せました。繰り返し読んでいただければ、読んだ分だけ、あなたは自分から声をかけて自然な会話ができるようになるでしょう。


・会話例1【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
あなた「もうすぐバレンタインデーだね」← 日付ネタで同意を求める質問
相手 「そうだね」
あなた「チョコ買った?」← 一往復目
相手 「うん。買ったよ」
あなた「そっか。私も今度の休みに買いに行こうかなって」← 二往復目

【会話のポイント】


日付によっては、特別なイベントや意味を持つ日がたくさんあります。会話例はバレンタインデー近くの話し方です。イベント事が設定された日には、その日間近に話題にすると、相手の関心も高くなり、話が盛り上がる確率が上がります。


一往復目は「あなたはどうですか?」の質問です。これまで「あなたはどうですか?」と尋ねた質問は、“あなた”が何らかの返事をした後に相手に質問の言葉を投げかけていました。しかし今回は、あなたは自分の情報を発言することなく相手に尋ねています。これは、バレンタインデーがチョコレートの日であると、一般常識として認知されているから成立したものです。


質問して相手の情報を聞き出すとき、質問に至るまでの会話の流れが不自然だと相手は警戒して、答えたくなくなります。質問に答えてもらいやすくするには、相手の情報を尋ねる前に、自分がまず同じ程度の情報を話す。その後「あなたはどうですか?」と尋ねる。「自分が話す」→「相手に尋ねる」の自然な流れが必要です。しかし今回の会話例はこの順序どおりではありません。理由は、イベント事とそれに関する話題は、セットのようなものだからです。バレンタインデーだからチョコレートの話題は当たり前で、相手は何の疑いもなく答えてくれています。


・会話例2【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
あなた「今年ももう終わりですね」← 日付ネタで同意を求める質問
相手 「そうですね」
あなた「今年立てた目標、結局達成できませんでした(悲)」← 一往復目
相手 「そうですか」
あなた「あなたはどうですか?」← 二往復目

【会話のポイント】


年末年始の話のネタといえば、お正月のお年玉や紅白、おせち料理など、少し考えるだけでたくさん出てきます。新しい年になると、新しいことチャレンジや新しい目標を立てる人も多いと思います。というわけで一往復目の“あなた”の話題は今年の目標です。


今回はセオリーどおり、自分の目標達成結果を告げて、その後「あなたはどうですか?」の質問をしています。


一往復目でいきなり「今年の目標達成できましたか?」と尋ねても問題はありません。年末に話をするなら、不自然な会話の流れにはなりませんのでOKです。イベント事が絡む日付ネタの会話では、答えたり質問したりする順番はそれほどこだわる必要ありません。


重要なのは、会話をするタイミング(日付)とイベントの話題が近いほど相手も関心を持ち、不自然な会話にならないということです。4月の桜の咲く季節に「今年の目標達成できましたか?」という話題をするのは不自然です。


・会話例3【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
あなた「明日から三連休ですね」← 日付ネタで同意を求める質問
相手 「そうですね」
あなた「どちらかお出かけになるんですか?」← 一往復目
相手 「はい、北海道に行って来ます」
あなた「おお、それは楽しみですね」← 二往復目。同意を求める質問。

【会話のポイント】


日付ネタで会話を始めるときは、基本的に同意を求める質問からはじめます。「明日から三連休ですね」は、三連休について、これから雑談しましょうという合図です。


一往復目の「どちらかお出かけになるんですか?」は、どちらかというと旅行好きな相手に対して投げかける言葉になります。話し相手が初対面の人でなければ、少なからず相手の情報を知っていることがほとんどだと思います。会話前に事前に知りえた情報で相手が「旅好き」だと分かっていれば、一往復目に投げかけた言葉はドンピシャな質問になります。


ドンピシャな質問を投げかけることができれば、会話が盛り上がる可能性もグンと上がります。質問を選ぶ余裕があれば、相手が食いつく質問は何か考えて尋ねるといいでしょう。そんな余裕が無いなら、誰に対しても「どちらかお出かけになるんですか?」と声をかけても不都合はありません。三連休 = 出かける人が多くなる、と考えるのが一般的な考えでしょう。不自然な会話の流れではありません。


二往復目の「それは楽しみですね」は相手の気持ちを代弁し共感しています。きっとこの後の相手の返事は「ええ、とても楽しみです」といった感じでしょう。先に相手の気持ちを代弁することで同意が得られます。


・会話例4【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
あなた「来週、お母さんの誕生日なんだ」← 日付ネタ
相手 「えーおめでとう」
あなた「ありがと。今からプレゼント買いに行くの」← 一往復目
相手 「何あげるの?」
あなた「パジャマにするつもり」←← 二往復目

【会話のポイント】


日付ネタはカレンダーに載っているものだけではありません。あなたや相手、あなたや相手の家族、共通の知人など身近な人の誕生日を知っていれば、それが話のネタになります。また、その誕生日に対して、あなたがとるべき行動や考えがあった場合、一往復目のように「いまからプレゼント買いに行くんだ」と会話することができます。プレゼントが決まっていなければ、相手に相談しても意外と会話が盛り上がります。


誰かの結婚記念日も、分かってれば会話のきっかけにしやすい話題です。「今月で、○○ちゃん結婚5年目だね」といった具合に。


誕生日や結婚記念日などは、覚える意識が無ければ、なかなか頭に入らないものです。会話のきっかけを豊富にしたいなら、それなりの努力も必要になります。


・会話例5【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
あなた「今日は、お財布の日なんだって(3月12日)」← 日付ネタ
相手 「なんで?」
あなた「3、1、2。サ、イ、フ。」← 一往復目
相手 「ダジャレかよ」
あなた「今月は使いすぎてお財布空っぽだけど」← 二往復目

【会話のポイント】


語呂合わせなどの記念日はたくさん存在します。話のネタ以外使い道のないムダ知識だったりしますが、話のネタに使えるなら覚えておいて損はないでしょう。


毎月22日は夫婦の日で、特定の映画館では、夫婦で行くと割引になったりします。話を広げて映画の話題で盛り上がることも可能です。毎月18日は頭髪の日だそうで、特定の理髪店では割引サービスをやっているそうです。毎月22日はショートケーキの日でもあり、カレンダーを見ると上にイチゴ(15)が乗っているといったネタや、7月10日はオイルの日(“710”を逆さにすると“OIL”に見える)なんてネタも、知らない人に話すと楽しんで聞いてくれます。


そこから会話を広げ盛り上げるにはそれなりのテクニックがいりますが、場を和ませる話題としては結構使えます。



いかがでしたでしたか。会話しているイメージを、頭の中で上手に思い起こせたでしょうか?


日付の話題も天気の話題と同じく、話し始めたら、二往復程度は日付の話題だけで続けるのがいいと思います。せっかく振った日付の話題をすぐに違う話題に変えてしまっては、話題を振った意味がありません。


天気や日付のほかにも、季節を感じることで会話のきっかけに使うことができます。桜を見て、「すっかり春ですね」とか、落ち葉を見て、「これからどんどん寒くなりますね」のように、見たり感じたりしたことをそのまま言葉にする訓練をすれば、どんどん頭の中に会話のきっかけが浮かんできます。


もし今できなくても、数をこなせば必ずできます。会話例をイメージトレーニングするほか、外を散歩することもオススメです。あなたの肌で感じた空気や温度、目に映った草木や空。それらを素直に言葉にすれば、会話を始められます。「心地いい空気ですね」「透き通るような空ですね」といった感じです。


意識して歩くと、たくさんの会話のきっかけが見つかるはず。あとはたっ た二往復、会話をつなげるだけです。歩きながらのイメージトレーニングにも取り組んでみてください。歩いて、たくさんのものを感じて、心が豊かになっていく自分を実感できるでしょう。楽しみながら、会話のきっかけを探してみてください。