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このコーナー(会話が苦手な人が、誰とでも二往復以上雑談する方法)では、”超”初心者向けに雑談トレーニングの方法をお伝えしております。二言三言の雑談もままならない、極度の会話べたの方を対象としたものです。一般的な雑談に問題ない方には物足りない内容となっております。ご了承ください。
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挨拶から始まる、二往復する話し方集

挨拶から始まる、二往復する話し方集

イメージして読んでください。


前回同様、あなたが誰かと具体的に話をしているイメージで読んでください。イメージすることで、あなたがリアルな生活で会話をした時と同じような経験になります。実際の経験には劣りますが、頭の中で想像して読むことで、あなたは確実に声のかけ方、言葉のやり取りが上手になります。


たくさん経験できるよう、たくさんの会話例を載せました。繰り返し読んだ分だけ、あなたは自分から声をかけることに抵抗が無くなるでしょう。


・会話例1【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
あなた「おはようございます」
相手 「おはようございます」
あなた「なんか雲行きが怪しいですね」← 一往復目。同意を求める質問(天気の話題)。
相手 「ホントですね。傘持ってきてないです」
あなた「私もです。降らなきゃいいんですけどね」← 二往復目

【会話のポイント】


もっとも自然に声をかけやすい言葉は挨拶です。声をかけるのが苦手な人は、挨拶から会話をつなげる工夫をするのがいいと思います。挨拶後の話のネタは、これも定番な話題、天気のネタです。空を見て感じたことをそのまま言葉にします。


晴れていたなら「いい天気ですね」。
雨なら「雨降ってますね」。
曇りなら「雲行きが怪しいですね」。
夜なら「星がきれいですね」。


会話のきっかけに困ったら、こんなフレーズで雑談を始めましょう。


本当に見たままでOK。会話が苦手な人の中には、当たり前すぎて変じゃないだろうかと思う人がいます。なにか気の利いたことを言った方がいいのでは?と。そんな考えは不要、変じゃないです。気の利いた言葉は会話の経験を重ね、返すフレーズのバリエーションが増えると自然と言えるようになります。まずは無難な雑談を身につけてください。


相手と仲良くなるための会話に一番大事なのは、共感の言葉を投げかけることです。天気は誰にとっても共通の話題です。その天気を見て、あなたが思ったことをそのまま言葉にすれば、ほぼ相手は共感するでしょう。気の利いた言葉よりまず共感。共感が得られないと、気の利いた言葉だって相手の心には届きません。


・会話例2【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
あなた「お疲れ様です」
相手 「お疲れ様です」
あなた「最近、陽が落ちるのが早くなりましたね」← 一往復目。同意を求める質問(気候の話題)。
相手 「ええ」
あなた「これからどんどん寒くなりますね」← 二往復目

【会話のポイント】


気候の話題も、天気と同じくらいよく使われる話のネタです。季節の移り変わりを感じたら、それをそのまま言葉にします。「陽が落ちるのが早くなりましたね」といった具合です。


挨拶 → 気候の話題、これで一往復です。ここまではすんなり言葉が出てくるのではないでしょうか。迷いやすいのが二往復目の一言です。


今回の会話例では「どんどん寒くなりますね」と返事をしています。一往復目の“あなた”の返事の後、会話が続きそうも無い場合、ひとつの解決策は同じ意味の言葉を、違う言葉で言い直すことです。「陽が落ちるのが早くなる」は夏から秋、秋から冬のように気候が変化してきたときに使われます。季節が変化し日増しに寒くなるので「どんどん寒くなりますね」と返事したわけです。


気候も天気と同じく、誰にとっても共通の話題。共通の話題なので、共感を得られます。共感を得られれば、あなたと相手の心はつながるのです。同じものに対して同じことを思う、たとえ天気や気候であっても、同じ価値観を伝えることで打ち解けやすくなります。


・会話例3【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
あなた「お久しぶりですね」
相手 「半年振りですね」
あなた「こないだ会ったのが夏で、もう冬ですもんね」← 一往復目
相手 「ホントですね」
あなた「すっかりお互い厚着ですね」← 二往復目

【会話のポイント】


天気が変わると着こなしも変わります。季節による服装の変化は、格好の話のネタです。


今回の会話例は半年振りの再会といった内容なので、服装の変化も指摘しやすいシチュエーションです。半年も会ってないと積もる話が他にもたくさんあるでしょうから、あえて服装の変化を話題にする必要もないかもしれません。しかし、話のネタに困ったら服装をチェックするのもひとつのテクニックです。


服装チェックのような相手の変化に関する話題は、「あなたに関心を持っています」といったメッセージも相手に伝えられます。相手の変化の指摘は、好意の伝達なわけです。気がついたら話題にする癖をつけるといいでしょう。仲良くなるための近道なので、ぜひ身に付けておきたいテクニックです。



3つの挨拶から始まる雑談の話し方例は、いかがでしたか。上手にイメージすることができたでしょうか?


相手が話し上手なら、質問しなくても、どんどん話を広げてくれるかもしれません。しかし、誰とでも二往復以上の会話をするなら、質問することが大事です。普段の挨拶も、その後、天気や気候の話題を一言二言付け足すだけで雑談になります。挨拶ができているのなら雑談まではもう一歩です。


自分が会話しているイメージで何度か繰り返し会話練習すれば、そのうち自然に会話できるようになります。慣れてきたら会話例の言葉を自分なりに少しずつアレンジして、あなたのオリジナルな会話例を作ってみることをオススメします。


あなた自身が自分の言葉を組み立てることは、リアルな生活の雑談で必ず必要になります。「おはよう」を「こんばんは」に変えてみたり、「陽が落ちるのが早くなりましたね」を「まだこんなに明るいんですね」などと変えることから始めるといいでしょう。そして、そのあとの言葉のやり取りを自然な形で変化させて見ましょう。上手に文章を作って、またイメージトレーニングしてみてください。


面倒に思うかもしれませんが、会話下手を克服する一番の近道は会話する回数を増やすことです。時間を見つけて、ぜひチャレンジを。