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このコーナー(会話が苦手な人が、誰とでも二往復以上雑談する方法)では、”超”初心者向けに雑談トレーニングの方法をお伝えしております。二言三言の雑談もままならない、極度の会話べたの方を対象としたものです。一般的な雑談に問題ない方には物足りない内容となっております。ご了承ください。
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質問するだけで、二往復する話し方集

質問するだけで、二往復する話し方集

イメージして読んでください。


あなたが誰かと具体的に話をしているイメージで読むと、それはあなたの経験になります。実際の経験には劣りますが、頭の中で想像して読むことで、あなたは確実に話すことが上手になります。


たくさん経験できるよう、たくさんの会話例を載せました。繰り返し読んでいただければ、あなたの会話への苦手意識はだんだん少なくなっていきます。


・会話例1【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
相手 「おはようございます」
あなた「おはようございます」
相手 「すごい雨ですね」← 一往復目
あなた「ホントですね。濡れませんでした?」← 質問で返す
相手 「だいぶ濡れました」← 二往復目

【会話のポイント】


会話を続ける、もっともシンプルは方法は質問することです。そして、一番簡単な質問は、相手のことを尋ねること。まず、この返事の返し方をマスターしましょう。


会話例のように「濡れませんでした?」と相手のことを気に留めてあげると、会話も続くし、相手もうれしい気持ちになります。うれしい気持ちになれば、もっとこの人と話したいとも思うものです。


会話を続けるには、まず相手のことを質問する。質問に、相手へのいたわりの気持ちが入っていれば尚よしです。


・会話例2【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
相手 「何かスポーツやってたんですか?」
あなた「はい、バスケ部でした。あなたは何かスポーツやってましたか?」
相手 「学生のころはサッカーをしてました」← 一往復目
あなた「サッカーですか!どこのポジションだったんですか?」← 質問で返す
相手 「フォワードです」← 二往復目

【会話のポイント】


相手から質問された場合、まず聞かれたことに答える。その後、話す話題が思いつかないようであれば、「あなたはどうですか?」と同じ質問で返すのが定番です。


また、会話例のように、相手があなたのことを尋ねる理由のひとつに、自分のことも聞いて欲しいという願望が含まれている場合があります。「相手が尋ねてきたら、同じ事を聞き返す」は、相手の願望を満たしてあげる、雑談の基本的ルールです。


・会話例3【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
相手 「実家はどちらなんですか?」
あなた「九州の福岡です。あなたはどちらの出身なんですか?」← 質問で返す
相手 「わたしは、福井県の生まれです」← 一往復目
あなた「福井ですか。一度行ってみたいです。お勧めの食べ物は何ですか?」← 質問で返す
相手 「越前がにが有名ですね」← 二往復目

【会話のポイント】


あなたに相手の地元の知識があれば、会話を広げる話題に困らないかもしれません。訪れた経験も無く、話す話題が出てこないなら質問しましょう。「オススメの食べ物」はどこの地域だってあるはず。自分の地元のことは、喜んで話したくなるものです。


観光名所を尋ねるのもオススメ。地元民しか知らない、ディープな情報が聞けるかもしれません。


・会話例4【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
相手 「趣味は何ですか?」
あなた「う~ん。テレビを見ることぐらいですかね。あなたの趣味は何ですか?」← 質問で返す
相手 「私はドライブが趣味です」← 一往復目
あなた「ドライブですか、いいですね。最近はどこに行かれたんですか?」← 質問で返す
相手 「先週お台場に行きました」← 二往復目

【会話のポイント】


あなたに話したい趣味があり、語れるだけ話題を持っているなら、ぜひ話しましょう。二往復くらいの会話なら、余裕にできるはずです。とくに無趣味で話すようなことが無いなら、相手の趣味を尋ねましょう。趣味を尋ねてきたのは、自分の話をしたいためかもしれません。


相手の趣味を聞くときは、興味を持っていろいろ質問しましょう。自分の好きなことを話すのは気持ちのいいものです。たとえ、あまり興味のもてない話であっても、あなたの優しさで、興味深く聞いてあげるやさしさを出せると、聞き上手になれます。


・会話例5【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
相手 「仕事辛くないですか?」
あなた「辛いですね。時間的に余裕がありません。あなたも辛いですか?」← 質問で返す
相手 「辛いですね。残業続きですから」← 一往復目
あなた「たまには、仕事速く終わらせてゆっくりしたいですね」← 同意を求める質問
相手 「そうですね」← 二往復目

【会話のポイント】


同僚やあなたの部下が、こんな話をしてきたなら、本人が辛いか、あなたが辛そうに見えるかどちらかでしょう。相手にもよりますが、正直な気持ちを言葉にして問題ないでしょう。


相手が辛そうなら、同じように質問を返してあげてください。あなたが正直な気持ちを話した後なら、相手もきっと正直に気持ちを吐き出してくれるはず。互いが同じ気持ち(二人とも仕事が辛い)なら、さらに同意を求める質問をする(「たまには、仕事速く終わらせてゆっくりしたいですね」)と、二人の心の距離は、近づくでしょう。


辛い気持ちも共有できる人がいると、少し楽な気分になります。言葉を交わすことによる、気持ちを穏やかにするパワーを実感してみてください。


・会話例6【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
相手 「昨日のプロ野球すごかったですね!」
あなた「そうですね。興奮しましたね」← 同意を求める質問
相手 「はい」← 一往復目
あなた「まさか、あそこで逆転ホームランが出るとは思いませんでしたね」← 同意を求める質問
相手 「そうですね」← 二往復目

【会話のポイント】


質問は、相手の情報を聞き出すことだけではありません。今回の会話例のように、相手が感情の同意(「すごかったですね」)を求めてきたら、正直な気持ちで、同意、不同意を相手に伝えましょう。


その後、再び感情の同意を求める質問をします。「興奮しましたね」のところです。もちろん相手は、「はい」と答えるでしょう。これで一往復。その後、同意した話題を掘り下げ、更に同意を求める質問をすれば、二往復目の返事をもらうことができます。


同意を求める質問は、同意する回数が多いだけ、会話が盛り上がります。同じ話題に対して気持ちを共有すると、互いにテンションが上がるでしょう。相手が気持ちの同意を求めてくる雑談は、結構多いはず。上手にイメージをして、実践で使えるようにしておきましょう。


・会話例7【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
相手 「明日の修学旅行ドキドキするね」
あなた「そうだね、ドキドキするね。何が楽しみ?」← 質問で返す
相手 「やっぱりディズニーランドかな」← 一往復目
あなた「ホント楽しみだね」← 同意を求める質問
相手 「うん」← 二往復目

【会話のポイント】


会話例6と同じように、感情に同意を求めてきた質問で会話が始まります。返事をするだけなら、気の利いた言葉を探さなくても、おうむ返しで対応できます。相手の言った言葉を、そのまま繰り返すだけです。


ただ、おうむ返しだけでは、会話が終わってしまう可能性が出てきます。会話が終わるのを防ぐため、質問を付け足します。今回の質問は、相手が表現している感情の詳細を聞き出す内容のものです。


相手が「ドキドキするね」と言っているので、何に一番ドキドキしているのか、尋ねてみましょう。多くの人は、自分の気持ちを話すことが大好きです。ましてや今回の会話例は、相手からその話題を振ってきているので、話したくないはずがありません。


相手が自分の気持ちや意見を言葉にしたら、それに対して、同意、不同意を伝えれば、二往復の言葉のやり取りは成立します。


・会話例8-1【※あなたが会話しているイメージを想像して読んでください】
相手 「ここらへんで、どっかおいしいお店知ってる?」
あなた「う~ん。ここら辺は分からないですね。飲み会ですか?」← 質問で返す
相手 「高校の時の友達と集まることになってるんだよ」← 一往復目
あなた「そうなんですか、ここら辺のお店知らないんですよね」
相手 「そうかぁ」← 二往復目

【会話のポイント】


相手が質問してくるには理由があります。単にあなたと雑談をしたいだけの場合もありますし、何か情報を求めている場合があります。


今回の会話例は、相手が情報を求めて質問してきた雑談です。情報を求めた質問なら、その情報を与えられるのが一番いいのですが、求めた答えを持ち合わせてない場合もあります。そのときは、素直に「分かりません」と告げましょう。ただ、これだけだと会話が終了してしまうので、質問を付け足します。


会話例では、相手が質問をしてきた理由を尋ねています。「飲み会ですか?」と。質問してきた理由が分かったところで、再び「分かりません」と告げます。「あなたの求めている情報を再度探してみたけれど、やっぱり分かりませんでした」といったニュアンスです。


相手の会話を挟んで、2回同じ事を言うことは、自然なことです。言葉の往復回数を稼ぐこともできるし、念を押すこともできます。(話が進まなくても往復回数が増えれば、相手との信頼関係は増します。どんどん言葉のやり取りをしましょう)


相手が求めている情報を提供できたときも、2回続けて同じ事を言えば、自信が伝わります。


求めている情報を提供できた場合の会話例は、次のようになります。


・会話例8-2(別解)【※会話しているイメージを想像して読んでください】
相手 「ここらへんで、どっかおいしいお店知ってる?」
あなた「駅前にできた、ちゃんこ鍋の店よかったですよ。飲み会ですか?」← 求めている情報が提供できたパターン
相手 「高校の時の友達と集まることになってるんだよ」← 一往復目
あなた「そうなんですか、じゃあその店オススメですよ」← 2回同じ内容を告げることで、「絶対オススメ」と自信が伝わる
相手 「そうかぁ、じゃあ行ってみるか」← 二往復目

同じ内容の言葉を繰り返していいのは、2回までがいいでしょう。3回以上だと、不自然さが出る場合があります。


会話例8-1で会話を続けるなら「おいしいお店ってなかなか無いですねぇ」などの、同意を求める質問ならアリでしょう。



いかがでしたか。上手にイメージして、会話することができたでしょうか?


相手が話し上手なら、質問しなくても、どんどん話を広げてくれるかもしれません。しかし、誰とでも二往復以上の会話をするなら、質問することが大事です。


質問は、雑談を続ける最も基本的な会話術です。話が途切れることが嫌なら、質問する癖をつけましょう。そして、質問するときは相手のことを尋ねましょう。みんな自分のことを話したい気持ちを持っています。


質問は、会話の苦手を克服するためのファーストステップ。身につくまで、何度もイメージトレーニングするといいでしょう。